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軽い運動が体内時計の味方!1日をリズムよく過ごすカラダの動かし方

「朝起きてもぼーっとする」「夜なかなか寝つけない」――そんな体の不調は、体内リズムの乱れが関係しているかもしれません。
ここまでの記事で、光・睡眠・食事によるリズム調整の方法を紹介してきましたが、実はもう一つ、忘れてはならない要素があります。

それが「運動」です。

激しいトレーニングでなくても大丈夫。むしろ、軽い運動こそが体内リズムの味方なのです。今回は、どのタイミングでどんな運動をすれば体内リズムが整いやすくなるのか、具体的にご紹介します。

◆運動が体内リズムに与える影響とは?
運動をすると、心拍数が上がり、血流が促進され、体温が上がります。これらの変化は、体を「今は活動する時間」だと認識させるサインになります。

また、運動はストレスを軽減する「セロトニン」の分泌も促します。このセロトニンが、夜になると睡眠ホルモン「メラトニン」に変化し、夜の眠気を自然に誘うというリズムの循環を生み出します

◆いつ運動するのがベスト?
朝の軽い運動(7?9時ごろ)
 → 体内時計のリセットに最適。眠気を吹き飛ばし、代謝を上げてくれる。
 → ウォーキング、ストレッチ、ラジオ体操などがおすすめ。

昼〜午後の運動(12?16時)
 → 一番体温が高く、筋力・集中力がピーク。短めの筋トレやジョギングに向いています。

夜の運動(就寝2〜3時間前まで)
 → 軽めのヨガやストレッチならOK。激しい運動は交感神経を刺激するため、逆効果になる場合も。


◆運動がもたらす体内リズムへの好循環
朝の運動 → 日中の覚醒がスムーズに
 → 睡眠・覚醒のリズムが整いやすくなる。

日中の活動量が増える → 夜の睡眠が深くなる
 → 適度な疲労が“自然な眠気”を誘う。

夜しっかり眠れる → 朝すっきり起きられる
 → 良質なリズムの循環が生まれる。

◆「忙しくて運動の時間がない…」そんな人でもできる工夫
・通勤時に一駅歩く
・エレベーターではなく階段を使う
・朝5分のストレッチを日課にする
・デスクワークの合間に肩回し・首回しをする
・寝る前にベッドでできるヨガや深呼吸を取り入れる

運動は「しっかり時間を取ってやらなければならないもの」と思われがちですが、生活の中に自然に取り入れることで、無理なく続けられます。


◆おわりに
運動は、単に体を鍛えるためだけでなく、「心と体のリズムを整える最強のツール」です。朝のウォーキング、昼の階段上り、夜のストレッチ――これらの積み重ねが、体内時計を本来あるべきリズムへと戻してくれます。

まずはできることから、少しずつでOK。体を動かすことが、生活全体のリズムを整える第一歩になります。

次回の第5回では、週末の過ごし方で乱れがちな体内リズムをどう守るかをテーマにお送りします!